SOLD
1967年製 Gibson J-160Eが入荷致しました。
1954年から生産が開始され、60年代に入りビートルズが使用し有名になった「J-160E」。
68年にはボディ形状がスクエアショルダー、ダウンベリー、ラージピックガード等、見た目にも非常に変化が起こるものの、現在も愛され続ける人気モデルです。
本機はスプルースTop&マホガニーSide/Backのラウンドショルダー合板ボディに、ローズウッド指板、マホガニーネックのスモールピックガード仕様。
アジャスタブルブリッジ、サウンドホール2リング仕様、ナット幅は「40mm」のナローネック、P-90ピックアップが搭載されており、ハウリング対策の為のラダーブレイシングが採用されております。
ボディバックに大きな(3ピースの様な)割れ補修が見られ、それに伴いバックブレイシングが交換され、ウッドバインディングへと交換。
またナット、ロッドカバー、ボリューム&トーンポットが交換され、ノブのメタルトップ欠品、ペグがホワイトボタンのクルーソン、コンデンサーが「Vitamin Q」に交換されており、追加で「L.R.Baggs iBeam Active」ピックアップを搭載、ネック部にストラップピンが取付られております。
年代相応の使用感、ウェザーチェックが圧倒的な雰囲気を醸し出しており、凄みとオーラを放っております。
若干のネック起き、指板のハイ起きは見られるものの音詰まりもなくプレイに支障は御座いません。
トラスロッドは8割ほどの締まり具合、フレットは全体的に3割残りですが今のところ音詰まりもございません。
この時期のシリアルナンバーは曖昧な部分もある為、シリアルナンバーでは1968年製ではあるものの、スペック的にほぼ1967年までの仕様であることから1967年製とさせて頂いております。
またシリアルナンバーの下に当時のアウトレット品を表す「2」が御座います。
ナローネック、アジャスタブルブリッジから放たれるスッキリとしながらもジャギッとしたサウンド!
当時は鳴らない様にと合板、ラダーブレイシングを採用された本機ですが、月日を重ね鳴る個体へとしっかり育っております。